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熱回収でエネルギーの有効活用

リデュース・リユース・リサイクル。この3Rと呼ばれるフレーズは、近年危ぶまれる資源の枯渇を前に対策の標語として叫ばれ、多くの手段をもって実行されてきたものです。生産自体を少なく、作られたものは繰り返し使用し、最終的に廃棄されるものは、資材となって再び有効活用される。そんな環境に配慮した資源の使用方法は、”もの”としての資源だけではなく、エネルギーという私たちの生活に必要不可欠である形を持たない資源に対しても熱回収という形で重要となってきました。

熱回収とはすなわち、本来は廃棄されるだけであった廃熱をリサイクルすることに他なりません。例えば、リサイクルすることすら不可能となったゴミは最終的に焼却処分されることとなります。このとき、通常なら燃焼によって大気中へと捨てられるこの熱を、湯を沸かすために用いたり、発電のために利用したりと、何らかの方法で再利用することができるはずです。また、プラントを始めとする工業施設においても、ボイラーの排熱など、無駄に放出されている熱は多く存在します。

このような熱エネルギーの有効活用は、2000年に施行された循環型社会形成推進基本法にも記載され、前述の3Rに続く手段として推進されています。石油や天然ガスといった化石燃料は、限りある資源です。熱回収は、それら一次エネルギーによって製造された多くの製品や物資がその役目を終えたとき、再びエネルギーとして活用することのできる無駄の少ない考え方です。今後もエネルギーを活用していくうえで、間違いなく重要となっていくことでしょう。

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