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ヒートポンプとは何か

ヒートポンプとは、空気中の熱や地中熱、工場・発電所から出る排熱等のような低温の熱源から熱を集めて高温の熱源へ送り込む装置のことです。主に住宅やビルの冷暖房や給湯等に利用されており、省エネだけでなくエネルギーの高効率化を実現する技術として注目されています。その大きな特徴は少ない電気エネルギーで効率良く熱エネルギーを得られる点にあります。例えば同じ暖房装置でも、一般的な電気ストーブは電気エネルギーから最大100%の熱エネルギーを得ます。

しかしこれがヒートポンプを応用した暖房装置であれば、電気エネルギーから最大300~600%にも及ぶ豊富な熱エネルギーを得ることが可能になります。現在利用されているヒートポンプは2種類あり、「圧縮式」と「吸収式」に分けられます。圧縮式は熱移動の仲立ちをする「冷媒」という物質を圧縮・膨張させることで熱を冷暖房や給湯に利用する技術です。一般家庭や会社のオフィスで幅広く利用されています。

吸収式はお湯等が蒸発して気体となる際に必要な「気化熱」を冷暖房や給湯に利用する技術です。電気の消費量が少ないというメリットがあるため、こちらは主に工場で利用されています。ヒートポンプは冷暖房や給湯だけでなく、近年寒冷・積雪地では道路や駐車場等の融雪に、農業分野では野菜や果物の栽培等に利用されるようになりました。国もさらなる普及の促進をはかり、様々な施策を打ち出しています。

これからもヒートポンプの活躍の場はどんどん広がり続けていくことでしょう。

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